右脳に働きかけるデザイン
Friday, June 25, 2004
[design, branding]
フランス最大手のCI会社カレノアールの創始者であるジェラール=キャロン氏が書かれた、「メッセージするデザイン」を読みました。今流行りのブランドマネジメントの、特に企業ロゴの在り方に特化したような一冊です。企業ロゴは単なる記号ではなく、そこに企業の歴史が理念を象徴するようなものでなければ人を惹きつけることはできないそうです。人はデザインを色、形、文字、数字の順で認識する。無意識的な部分にまで働きかけるものでなければよいデザインとは言えない。しかも例えば色だったら赤は生命、緑は若さ、のようにある程度共通した認識があるので、それらを活用すればさらに効果的にメッセージを伝えることができる。企業の無形財産であるブランドをどうやって維持、活用、発展させていけばいいのか。
1998年に出版されたものですが、今でも充分に通用するアイディアが具体的な企業ロゴとともに解説されていて参考になりました。フルカラーですし、とても読みやすいと思います。