現実と想像力
Saturday, July 3, 2004
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以前ある漫画雑誌に、「ゲイの男性二人が施設から子供を引き取る」という話が掲載されていました。
話そのものは別段議論するほど深い話ではなかったのですが、その話に対する批判で「現行法ではゲイの男性が子供を引き取れるはずもなく、だからこの話はおかしい」ということを聞いて疑問に思ってしまいました。
おそらく議論すべきは、「ゲイの男性が身寄りのない子供を引き取ることについてどう思うか」であって、「今現在それが認められるか」ではないのではないか、と思ったのです。
現実と照らし合わせて齟齬をきたすものをすべて排除してしまうのであれば、ほとんどすべてのフィクションは成立しません。
何よりもそういった考え方では現状以上の進歩が望めなくなってしまうのではないか、と感じてしまいました。
現実と異なることを考えることのできる「想像力」という能力は、数少ない人特有の能力だと思うのですがどうなんでしょう。