いただきます。
Sunday, August 8, 2004
[word]
- いただきます【戴きます】
- 出された料理を食べ始めるときの挨拶の言葉。
- 広辞苑 第五版より
語源は諸説ありますが、おおよそ3つに分けられます。
- 「貰う」の謙譲語と言う説。
- 神前に供えた供物を下げるときに、神さまへの敬意を示すために一度頭の上(=戴き)に頂いてから食べたという説。
- 食材から「命をいただく」という説。
小学生の頃、国語の教科書に「いのちということ」という話が掲載されていました。細かい部分は曖昧ですが、ドイツの学校に通っている日本人の少年がソーセージ工場に見学に行く話。生きているものを殺すという現実に怯えるクラスメートの中で、マドンナBという少女が豚の内臓に触れ、「あたたかい」と呟くといったような内容が、とても印象的でした。
何気なくテレビを見ていたら、養豚業者の方が「育てた豚をかわいそうに思わないか」という問いに、「命に感謝して戴いているから」と話していました。「子供にいただきますの意味をきちんと教えたい」とも。
言葉が刻々と変化していくものだとしても、こういった素敵な言葉にはずっと残ってほしいと思います。