第六大陸2
Friday, December 31, 2004
[novel, SF, 小川一水]
近未来版「プロジェクトX」といった感じでした。月面に商業基地を建設するという壮大な計画が、どれだけ地道な作業の積み重ねで実現されていくかということを丁寧に描いた物語。だから終始地に足がついていて、あまりSFという印象を受けませんでした。最後はほんの少し隠し味程度にSFだったかも。対話と和解の部分はもう少しページを割いてほしかったけれど、共通の夢を実現させるために、人に夢を見せるために、地道な努力を続ける人たちの姿がとても素敵でした。
余談ですけど最近SF系ばかり読んでいるような気がします。多分原因はweblog。感想を読むのが好きなのでいろいろ感想を見てまわっていると、他におすすめされているものが気になって、ついつい読んでしまう次第です。