そろそろインドに呼ばれてませんか?
Monday, February 14, 2005
[magazine, india]
「Casa BRUTUS」2005年3月号の巻頭特集。モダンを前面に押し出した特集なので、そういう風に編集されているのはわかるのですが、洗練された分だけ「インドっぽさ」が薄くなってしまった印象。多神教ゆえの雑多でおおらかな空気が私の中のインドの記憶です。悲壮な顔で物乞いをしていた人が次の瞬間には満面の笑みを浮かべてチャイを飲みながら仲間とおしゃべりしていたり、道路の真ん中で牛が寝そべっているせいで渋滞しても誰も気にしていなかったり、業務用冷凍庫が当たり前のように自宅に鎮座していたり、牛肉を食べるときはムスリムで豚肉を食べるときはヒンズー教徒だと笑って言うタクシーの運転手がいたり。そういった記憶は10年も前のことで、私にはわからないところで時間は確実に流れていたわけで。それがエゴだとわかっていても、インド独自の文化が日本でいう「和」のようにはならないでほしい。もっと生活に根付いたもの、意識しなくてもそこに在るものであり続けてほしいです。
96年に帰国してから、一度もあの国に行っていません。今年の後半にはまとまった時間がとれるはずなので、そろそろ行ってみてもいい時期かな、と考えています。