世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)
Monday, April 18, 2005
[novel, 村上春樹]
綺麗すぎるほど綺麗に収束してしまって、ほんの少し物足りなさを感じてしまったというのが正直な感想。もっと、謎が謎として残ると思っていました。研究者の狂気に、高校のときの生物の先生を思い出しました。いつもは優しくてとぼけたところがある先生なのに、遺伝子について語るときの目がとても怖かったのを覚えています。終盤のスケールの小ささと静謐さ、淡々と流れる時間が、いとおしい。いろいろな本を、読み返してみたくなりました。