ベルリンの至宝展
Thursday, May 5, 2005
[museum, ueno]
上野の国立博物館で開催されている、ベルリンの至宝展に行ってきました。手前にある科学博物館が40分待ちだったので心配だったけれど、思ったよりもすいていました。とはいっても、中は充分混んでいました。
古代オリエントからギリシア、中世ヨーロッパ、イスラム、近代ヨーロッパまで、幅広い時代が網羅されていました。博物館島のダイジェスト版といった印象。一番ボリュームがあったのは古代エジプトで、新鮮さはないけれどやっぱり素敵でした。連れは、ネフェルティティ王妃の胸像がないことを残念がっていました。(頭部像はあったのですけれども。)「名声の寓意に扮した王子ヘンリク・ルボミルスキの肖像」の薔薇色のほっぺたが可愛かった。目玉のラファエロとボッティチェリは、個人的には今ひとつ。バチカンやウフィツィ美術館で観たものの方が好みでした。
全体的に神話をモチーフにした美術、宗教美術が中心なので、多少の予備知識があるとより楽しめると思う。私は一神教の厳格さよりも、多神教のおおらかさの方が親しみが持てます。痛々しい宗教美術にも心を打たれるけれど、いたずらもすれば浮気もする人間味のある神さまたちが好きです。