脚本がおもしろくなければ意味がない
Thursday, June 23, 2005
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雑誌(たしかwith)に掲載されていた堤真一さんのインタビューより。来月公開の映画「姑獲鳥の夏」に関するインタビューで、京極夏彦さんの原作を読んでいない理由として、原作がどんなにおもしろくても脚本がおもしろくなければ意味がない、と仰っています。
この考え方には同意します。小説と映画では構造が根本的に異なるので、原作を忠実に再現しても絶対におもしろくはならないと思う。静止画で5分も10分も薀蓄を述べられても、つまらないし耳から入る情報では理解が追いつかない。それよりも、文字列では表現できない雲の動く様子や風の流れるさまなんかを表現してほしいです。「原作に忠実」は監督や脚本家の怠慢の言い訳でしかないと思います。
私は基本的に原作至上主義で、映画化やノベライズといったものはファンフィクション(2次創作)の一種だと考えています。だからあまり興味はないし、あったとしても原作とは別の作品だと捉えています。ファンフィクションは、原作の1つの解釈を押し付けられているようで苦手です。国語の試験で、「出題者の気持ちになって考えなさい」と教えられたときの理不尽さを彷彿とさせるからかもしれません。