まどろむように君と されど罪人は竜と踊る7
Wednesday, July 6, 2005
[lightnovel]
何故か検索エンジンにひっかかってしまったようなので、簡単に。シリーズものでかつ番外編的な短篇集なので、どう書いていいものやら。
いわゆるライトノベルですが、内容はちっともライトではありません。後味がとても悪いから、疲れているときに読む本ではないです。シリーズをとおして、人の嫌な部分が丁寧に丁寧に描写されています。
- 黄金と泥の辺
- 高利貸しが高利貸しになった理由。誇りが大事か、命が大事か、お金が大事か。お金がなくても幸せになれるとはいかないのが哀しい。長編の起承転結を凝縮したような構成で、収録作の中では一番後味が悪かったです。
- しあわせの後ろ姿
- 誰も間違ってはいないけれど、誰も正しくもないお話。お互いに相手のことを想っていたはずの夫婦が、恋人が、なぜ別れてしまうのか。
- 優しく哀しいくちびる
- 「禁じられた数字」の続編的な位置付けなのに楽しいだけではないのは、二人の関係が終わってしまったのを知っているから。
つらつらと書いてみたものの、ちっとも感想になっていないのが悲しい。そもそも、検索でいらした方がもう一度ここを見ることってまずないですよね。
どうしてこのシリーズに手を出したのかは覚えていないのですが、1巻を購入した場所は覚えています。武蔵境駅前の書店。多分、終電で寝過ごさないために見繕ったのだと思います。そのときはまだ1巻しか刊行されていなくて、続きが出るとも思っていなくて、だからしばらくして続巻を見つけたときはびっくりしました。くせが強くて後味も最悪なので、人気が出るとは思っていなかったです。